【年収公開】派遣社員から正社員に転職した37歳の平社員(外資系)が年収を公開する!

【効率良く社員になれ】派遣社員から正社員登用は狭き門!

今は派遣社員で働いてるけどいつか正社員になれるかな?って思ってるあなたへ

実際に、派遣社員から正社員へと登用される人は一定数いますが、派遣社員全体から言うと絶対数はとても少ないのが実情とまずは理解して下さい。

だからあなたが今働いている派遣先の会社へ正社員登用される事は、結論から言うと難しいと思って下さい。

何故ならそこには会社の都合が大きく影響しているからなんです。

そして正社員登用への道の確立が少ないのであれば、別の方法で正社員を目指した方が圧倒的に効率が良いのです。

正社員さん

実際に私は派遣社員で働いてたけど32歳の時に正社員に転職しました。

派遣社員さん

ちょうど今の自分と同じ年齢です…

今思うとあの時の決断がとてもよかったと感じています。

今回はそんな話。

➡派遣会社への正社員登用は何故難しいのか?

それは新しく社員を雇うための予算を、会社が事前に計上して無い場合があるからです。

そもそも世の中に存在するあらゆる会社の第一の目的は【利益を出す】事が目的とされています。

その利益を出すために会社は、中長期的に目標を設定し、その目標を達成するための予算を1年単位で立てるんです。

会社の代表的な予算の種類
☑売り上げ予算
会社がどのくらいの売り上げが達成でき、どのくらいの収入が得られるかの見込み
☑原価予算
仕入れや製造に直接必要なコストの見積もり
☑経費予算
事業維持のために必要な管理費や経費です。 たとえば人件費・事務所の賃貸料・出張旅費・接待費・広告・宣伝代・調査費など
☑利益予算
売り上げから原価と経費を引いたもので、会社の利益の事

会社が派遣社員を雇うための費用はこの経費の中の【経費予算の中の人件費】から捻出されています。

しかしその派遣社員とは別に正社員を新たに雇う為には、人件費も別で必要となってくるんです。

会社がその人件費を事前に予算計上していないと、新たに正社員を雇う事は出来ません。

使える予算が無いからです。

あなたも知っての通り、会社の経費の中で人権費の占める割合はとても大きいのです。

いろんな企業が、会社の経営が切迫してくると、一番最初に行う固定費削減が人件費と言われる理由がここにあるんです。

たとえば年収400万の人を一人雇うと、会社は約2倍の800万を使ってると言われます。

社員にかかる経費
年収400万の社員を一人雇うと、給料以外に、社会保険や各種保険、交通費、教育費、事務経費などの各種費用が掛かるので大体年収の倍の経費が必要とされています。

このように会社目線で言うと、社員を一人でも雇うという事は、それなりの経費が必要になる為、リスクがあるんです。

更に会社が事前に正社員雇用の予算を計上していない場合は、派遣社員から正社員へと登用される条件以前に正社員の席を設けていないのでそもそも社員の募集も行いません。

しかしどうしても今働いてる職場で、正社員として働きたいのであれば、過去の実例を職場の上司や同僚に確認して見ると良いかもしれません。

その中で、過去に正社員登用の事例がないようであれば、その職場では正社員登用の人件費の計上を行ってる会社では無いと言う事を意味するので、そのままグダグダ働き続けるよりは、とっとと別の会社で正社員への転職を目指して転職活動を進めた方が正社員への道は早道です。

あなたの有益な時間を無駄にしないようにしましょう。

いつまでも踏ん切り付けずに今の会社にしがみついてると、あっという間に取り返しのつかない年齢になってしまいます。

この会社では無理だと判断したならさっさと転職活動を行ったほうが賢いです。

➡正社員になりたいなら他の派遣社員の中から選ばれる必要がある

私が派遣社員として働いていた工場に派遣されていた派遣社員は、全体で約40名ほどでした。

私はその現場で2年ほど働きましたが、派遣社員が40人いて、そこから正社員になったのはたったの1人です。

正社員さん

40人もいて2年でたったの1人しか正社員として登用されなかったんだよ!

派遣社員さん

少なっ!

正社員さん

そう、とても少ない、だから選ばれるのは物凄く低い確率です。

ちなみにそこで正社員になった奴は、仕事もそこそこ出来て、何より社交的で、他の社員や上長とも上手くコミュニケーションが取れる要領の良い奴でした。

結局は【要領が良い奴が世の中上手に渡り歩く】という典型的な人物です。

この正社員になった彼が、特別勤務態度が良かった訳でもなく、特別他の派遣社員より仕事が出来るって訳ではありませんが、他の派遣社員より圧倒的に社内政治が上手かったんです。

注意
ちなみに私の場合は、工場勤務だったので派遣されてる社員が多かったのですが、これが工場勤務では無く、事務方の仕事をしている派遣社員さんであればこれほど競争率は高くないと思います。

あなたは他の派遣社員より上手く社内の人達や、上長、同僚と上手く付き合っていくことが出来ますか?

もとからコミュニケーション能力に長けていて、誰とも上手く接する事が出来る人は苦も無く出来る事でしょうが、もともとコミュ症気味の人間がいきなり人並み以上に社交的になる事は不可能です。

そういう人が、他の派遣社員を押しのけて自分が選ばれる事は絶対にありません…

結局要領が良い人間が世の中得をするんです。

これはしょうがない現実なので、残念ですが受け止めて下さい。

そんな無駄な負け戦に参戦するくらいであれば別の会社に転職する方がはるかに正社員としての道は近道です。

➡まとめ

まず最初に、派遣社員から正社員に登用されるのは想像以上に難しい事だと理解して下さい。

今勤めてる派遣先企業の都合と、今一緒に働いてる派遣社員の中からあなたが選ばれる必要があるからです。

会社の都合で社員になれないのは個人ではどうにも出来ないし、他の派遣社員の中から社員になる為にあなたを選んでもらう事も至難の業だからです。

今働いてる派遣先の会社でどうしても正社員として働きたいと言うなら別の話ですが、そこまでこだわりが無いのであれば、他の会社へ普通に転職活動する方が圧倒的に正社員になれる確率は高いし近道だと思います。

そう私が派遣社員から正社員になった方法のように