ここを見に来た派遣社員のあなたの現状をチョット下記に書き出してみます。
☑いつ仕事がなくなるかわからない…
☑正社員と同じ仕事しても給料が安い…
☑世間に対して劣等感を感じる…
☑年収300万に満たない…
☑ボーナスがない…
☑社会的信用もない…
☑結婚もできない…
☑将来が絶望…
どうです?
殆ど当てはまりませんか?
だけどこれが派遣社員の現実ですよね。
正社員さん
今一度よく考えてみて下さい。派遣社員でいつづける事の絶望的未来を…
あなたの人生を、他人は助けてくれません。
残念ですが社会も国も助けてくれません。
結局最終的には自分でどうにかするしか方法がないんです。
現状から這い上がるしかない。
その為には最凶雇用といわれている理不尽な派遣社員から脱する事があなたにとっての最優先課題。
だけどどうやったら派遣社員から正社員になれるのか?
実は手段さえ知っていれば派遣社員から復活(正社員)する事はさほど難しい事ではありません。
このページでは、私が派遣社員時代に一緒に働いていた同僚の、当時38歳のAさん(現在44歳)が、実際に派遣社員の末路から復活するまでのストーリーを書き出しています。
彼は38歳の時に派遣社員から正社員として転職出来ました。
38歳という年齢から正社員への転職は一般的に難しいと思われますが彼は成し遂げました。
38歳のAさんが行った転職活動は、現在のあなたにも再現性が高い転職方法だと思いますので、派遣社員から脱出したいと思ってるあなたもぜひ参考にしてみて下さい。
正社員さん
私もAさんも共に30歳を過ぎてから派遣社員から正社員へと転職を遂げています。
何故転職できたのか?
大げさに言うとそこには派遣社員から正社員へと転職する為の攻略法が存在していました。
私もAさんもその攻略法に乗っ取って転職活動をしただけです。
転職難民となっているいるあなたにも、このAさんの復活劇が参考になればと思います。
➡派遣社員の同僚Aさん
私は、32歳の時に正社員に転職して今で5年経つのですが、私が派遣社員時代に一緒に働いていたAさん(当時38歳)という同僚がいました。
過去にそのAさんから転職について相談したい事があると言われ、当時の私は既に正社員へと転職していたので自分なりのアドバイスをした事があります。
その時のAさんの相談内容が、派遣社員で働き続けた人の悲惨な末路を体現していたので今回はその話を紹介してみたいと思います。
現在のAさんは、無事に正社員へと転職していらっしゃいますが、Aさん曰く あの時あのままだったら将来は路頭に迷うか、生活保護か、ホームレスも考えられたと言っていたのを思い出します。
それほど派遣社員という働き方は格差社会の元凶でもあるんです。
現在派遣社員で働いているあなたも他人事ではありません。
このまま派遣社員を続けて行くと自分に起こる現実なのです。
その現実を打破しないと人生はこのまま貧困一直線になります。
➡派遣社員の末路
私が派遣から正社員に転職したのは32歳の時。
派遣社員歴は7年目でした。
その時のAさんは当時38歳(未婚)。 私より6つ年上。
Aさんは地方(青森県)の電気系の専門学校を20歳で卒業し、そのまま地元の電気設備関連の会社で働いていたそうです。
7年後の27歳の時に日本経済の不況を受け会社が倒産し、当時は全国的に景気が悪かったので田舎には余計に仕事も無く、仕方なく上京して千葉県の茂原市で派遣社員として働き始めたそうです。
私はなぜAさんに電気関連の資格があるのにも関わらず、何故その資格を利用した電気関係の仕事をしなかったのか聞いたことがあります。
実はAさん、電気工事中のちょっとしたミスで、右手に重度の火傷を負ってしまい、その時のトラウマが原因で電気設備の仕事から足を洗ったそうです。
Aさんは派遣社員当初、液晶ディスプレイの製造工場で働いていましたが、派遣元の工場の生産量縮小に伴い派遣切にあってしまったとの事。
その時に派遣会社のグループ内で、他の職場を紹介してもらい栃木県の車の部品加工工場に転勤し、そこでさらに派遣社員として2年間働いていました。
正社員さん
ちなみに千葉県の液晶ディスプレイの工場と、新しく働く栃木県の自動車部品加工の工場は、違う都道府県なので引っ越しが必要です。
引っ越し先の住まいも派遣会社が借り上げた寮なので入居費はかかりませんし、自分の移動に伴う電車賃は派遣会社で出してくれるのですが、家財などの荷物を送る為にかかる引っ越し費用は自分の手出しが必要だったそうです。
そして2年後には自動車部品の加工工場も業務縮小にともない栃木でも派遣切りに合ってしまい、再度液晶ディスプレイの工場に戻ってきました。
もちろんその時の引っ越し代も自腹です。
正社員さん
私自身この液晶ディスプレイ工場で3年間働いていて、当時の派遣会社の担当者に私の仕事ぶりを認められたのか? 私は派遣社員の肩書のままなのに、派遣社員を管理する担当に配属になったのです。
派遣社員のまま派遣社員を管理するのもおかしな話ではありますが、派遣される側だった私が、派遣する側にも廻った事で、派遣会社がどれだけ派遣社員から搾取してるのが分かり、派遣社員の理不尽さと、みじめさと、先行きの不安と絶望を知り、このままでは自分が病んでしまうと思い、本気で正社員への転職活動を始めたきっかけになりました。
【派遣管理者の掟に遭遇】
派遣社員を管理する側の立場になると、上司からある事に気をつけろと言われます。
それは 派遣社員と仲良くなるな。 個人的な付き合いをするな。 特別な感情を抱くな。という注意喚起です。
正社員さん
どうですか? 血が通ってない冷たーい話ですよね。
でもこれが派遣業界の冷酷非道な現実です。
Aさんの話に戻しますが、Aさんはそのまま派遣社員を続けていたのですが、彼なりにこのままではだめだと一念発起し、独自に正社員として転職活動を行ったそうです。
そしてAさん38歳の時に派遣会社を辞め、民間の清掃関連の会社に正社員として就職しました。
正社員さん
その清掃会社の主な事業はゴミの収集業。
ゴミ収集の休日はシフト制なので不定期。
朝は早く6時からゴミを回収し、昼過ぎには終わる。
仕事が早く終わっても他に何もやることが無いのでパチンコに出かけるという負のルーティーン。
勤務シフトが決まっているので急な休みも取りにくく、少々熱があっても仕事は休めなかったとの事。
年金や健康保険、雇用保険、は給料天引きですが、住民税は自分で払う必要があったそうで、給料は手取りで12万くらい。
ボーナスはあったけれど寸志程度。
有給休暇も無く、年収でいうところ200万円位との事。
正社員さん
しかも年間休日も100日ないし、有給休暇もない…
しかも仕事中に心無い一言も…
ゴミ収集時に通学中の高校生からは「臭い…」とか「きったねー」とか「自分はあんな仕事はしたくねーな…」とかコソコソ話してるのが聞こえてくるそうです。
他にもAさんは自分の田舎の親にも自分の仕事を「運送業」と言ってるそうで、「ゴミ収集をしてる」とは言えないと言っていました…
切なかったと…
切ないけどこれが現実なんです。 これが世の中の目線です。
そしてゴミ収集の仕事は給料が安すぎるので、別でアルバイトもしていたとの事。
夏は炎天下の中で「オープンハウス展示場はコチラ」などの看板持つバイトをして日銭を稼いだり、たまに夜は代行運転のバイトもしていました。
派遣会社時代には寮があったので住む場所には不自由しなかったが、いつ派遣切りに合うか分からないので生活基盤も心も安定しなかった。
逆に正社員として転職したら仕事には一定の安定はあるが今度は給料が安すぎて生活自体が成り立たない…
どっちもどっちの状況で貧困から抜け出せない…
正社員
憔悴しきったAさんは、私が外資系企業に転職し、それなりの生活を送ってる事を知っていたのと、私とAさんは共に地方出身者で、同じ境遇で働いてきた同僚だったので私のアドバイスや助言を聞きたかったと言っていました。
そもそも私は地方のDONが多い工業高校卒で、偏差値35、英語など一切読み書き出来ない底辺人間だったのに何故か外資系の企業に勤めてます。
そこで私なりの経験をもとにAさんに対しアドバイスを行いました。
正社員さん
➡30代ならまだまだ再就職も大丈夫、ぎりぎり40代まで
私のアドバイスを元にAさんはトラウマを乗り越えて再度転職活動を行いました。
そしてAさんは積極的に転職活動を行った結果、39歳の時に電気測定機(デジタルテスター)を扱う従業員が100人程度のアメリカに本社を置く日本法人に転職が成功し、現在は機器の説明員およびプロダクトコーディネーターとして働いてます。
Aさん現在44歳で勤続5年です
Aさんは電気工事士の資格を持ってるので電気にはとても詳しく、電気工事士がよく使う機器の取り扱いには慣れているので今の仕事は適任だと言っています。
この時に興味深いのは、面接を受けた会社が日本企業2社と外資系1社(合計3社)を受けたそうですが、実際に受かったのは最初に受けた外資系の会社だけだったそうです。
これは実体験ですが、日本企業は外資系企業より年齢や性別での採用基準がとても厳しいように感じます。
逆に外資系であれば少し年齢が高くても即戦力になる人を採用する傾向が強く、年齢に対してもとても寛容です。
私が働いてる外資系の会社も年齢には寛容で、それが要因で社内の平均年齢も45歳と高目をキープしています。
➡ 実際にどんな企業が募集しているか見てみよう
今回Aさんが転職に成功した要因は、日本企業にとらわれず外資系という選択肢も取り入れたからなんです。
外資系と聞くとエリートのイメージがありますが、職種によっては一切そんなことないんです。
正社員さん
外資系の求人には大きく分けて2つの募集が存在しています。
1⃣ 管理職、マネージャークラスのハイクラスの求人
2⃣ 一般職、営業、現場作業などの一般求人
だいたいこの2種類に分類されるのですが、学歴と職歴が不足してる私達の場合は勿論2⃣一般求人の方が対象になります。
1⃣のようなハイクラス求人は年収も大きいですが、年収に比例して責任も大きく、キャリアを積み上げる人向けの求人ですし、そもそもそんな役職が私ら凡人の目的ではありません。
私たちの目的はそこそこの待遇で、ブラックではなくて、長く働ける正社員です。
そして2⃣のような比較的入社条件がゆるい感じの外資系企業の一般職探しにはリクナビNEXTがベストです。
私が働いている会社もリクナビNEXTに求人掲載していましたし、AさんもリクナビNEXTで仕事を決めたし、同じような会社の求人も沢山掲載されています。
やはり最大手だけあって求人掲載数は他に比べ郡を抜いています。
外資系を取り扱う求人サイトは、外資専門の求人サイトもあるし、ビズリーチなどにも外資の求人は掲載されていますが、これらはどちらかと言うと管理職級の求人がメインです。
外資系でも一般職の求人として探すのであれば求人掲載数が圧倒的に多いリクナビNEXTが良いでしょう。
リクナビは、リクナビNEXTだけの限定求人が約85%とされていて、圧倒的な求人数で外資系の一般社員に転職した人の約8割はリクナビNEXTを利用したとされています。
しかも登録した人だけが見れる非公開求人もあり、待遇の良い求人なんかは特に非公開求人とされる場合が多いんです。
そして待遇が良い人気がある求人なんて直ぐに埋まってしまいます。
世の中には知っていれば得をする事、又は知らなければ損をしている事は沢山あります。
求人情報だって同じです。
どれだけ良い求人でも知らなければ無い事と同じで、あなたが損をしている事と同じなんです。
今後も人生を損しますか?って話。
だから転職で損をしないためにも常に求人はチェックしておく必要があるんです。
もちろんリクナビNEXTは利用料が無料です。
このような便利なサービスが無料で利用できるのに、利用しない理由が逆に見当たりません。
このまま派遣社員を続けて将来に絶望したくなければ今行動する時です。
そしてその第一歩が、リクナビNEXTなどのサービスを利用して有益な求人を探す事なんです。
➡まとめ
派遣社員という働き方は弱者中の弱者です。
派遣会社には中抜きされ、派遣元の都合でいつでも切られてしまいます。
まだ若い時期であればいいのですが、年齢を重ねてくると派遣社員から学ぶものは何もないと思います。
派遣社員に唯一あるとすれば漠然とした不安感だけです。
さすがに40代になってくると正社員として転職するのに特別なスキルが必要になってきますが、まだまだ30代であれば大丈夫です。
そして少しでも採用される確率を上げるのなら日本企業より年齢の影響を受けにくい外資系企業の方が確立が高いとも実体験で感じています。
あなたも過去に培った何かしらのスキルがあるはずです。
そのスキルは仕事でもいいですし趣味からくるものでもいいと思います。
工場勤務の経験があれば外資系の企業だって工場業や倉庫業の求人もあります。
エクセルやワードが使えるのも十分なスキルです。
その何かしらのスキルで就職するなら日本の企業より外資系の企業の方をお勧めしています。
それは私やAさんが実体験で感じています。
正社員さん