派遣社員として働いているあなた。
実家から足が遠ざかっていませんか? 実家に帰りづらくないですか?
地方出身者あるあるですが、年末年始やお盆、またはGWなどの大型連休になると【帰省】という定例のイベントが発生します。
しかし派遣社員として働いているあなたは実家に帰るのが億劫になってしまうんです。
私もそうでした。
なぜか?
それはあなたが派遣社員のままだと実家での肩身が狭いからです。
正社員さん
☑このままでいいのか?
☑いつまで派遣社員やってんだ!
☑はやく定職につけ。
☑結婚はまだか?
これウザいんですよね…
親の気持ちもわかりますが、これじゃ実家から足も遠のくよって話。
だけど対処法は簡単。
正社員さん
派遣社員さん
こっちは正社員になれないから非正規で働いてるだけど…
正社員さん
しかも世間体の良い会社で正社員として働いていれば、家族や親戚、同級生の自分に対する接し方が少し変わりますし、田舎だと少し威張れます。
私も派遣社員時代は親族にいろいろ小言を言われるのが嫌で実家から足が遠のきましたが、正社員になった今は家族を連れて定期的に実家に帰省していますし、小言を言われる心配もありません。
正社員さん
➡派遣社員から正社員へ転職すると回りの態度も変わる
普通に正社員として働いている人であれば、帰省というイベントが一年の中でも重要かつ楽しみなイベントの一つでもあるけれど、これが派遣社員の立場だととても億劫なイベントに変わる。
兄弟や親戚は正社員で働いていたり、公務員だったりすると派遣社員のあなたは勝手にマウンティング取られた感じで実家での居心地がとても悪い。
実家に帰ると必ず聞かれるであろう「最近調子はどうだ?」、「仕事は忙しいか?」などの間接的圧力。
本当は「お前もしっかりしろ。」、「いつまで派遣社員で働いているんだ」、「結婚はまだか」と言われているようで肩身が狭い…
自然と実家が遠のいていく…
結婚どころか派遣社員だと彼女すらできない…
派遣社員のままだと実家に帰ると毎回こんな圧力があり、わざわざ居心地が悪い環境に帰りたくなくなるのは当たり前のこと。
実際に私もそうだった。
私は少し遅めで27歳の時に上京し、32歳まで派遣社員だった。
この5年間で実家に帰ったのは2度だけ。
理由は簡単。
上で述べている状況が自分だったから。
兄は国家公務員、いとこは地元の老舗製薬会社勤務と地方公務員。
おれ派遣社員…。
そりゃ肩身狭くなるよ。
親にもなんとなく説教されるし…
兄貴には「東京にまで行っていつまで派遣社員なんてやってんだ?」と呆れられる。
このとき本気で思った。このままではマジヤバイと。
このとき32歳の冬。
それから一念発起し、転職活動を本格的に始め、あれよあれよと就職が決まり今は正社員として勤続5年です。
そして入った会社が知る人ぞ知る外資系の会社なので、今では胸張って帰れるし、逆に自慢できるし同級生からは仲間内で一番の出世頭となっている。
5年前。
兄は国家公務員。
俺は工場の派遣社員。
派遣社員時代は劣等感で実家に帰省したくなかった。現在。
外資系企業に転職した今の俺。
ど田舎の実家では外資系ってだけで成功者扱い。母ちゃんや、外資系つってもピンキリやから。
— 脱!派遣社員 そして正社員へ (@yn02127450) February 19, 2019
そして派遣社員から外資系に転職して自分なりに気付いた事がある。
結局派遣社員のままでいる人と、正社員になった人の違いは、一歩前に踏み出すか踏出さないかの違いだけだという事。
よっぽどの社会不適合者でもなければ実際に行動を起こす人は派遣から正社員になる事が可能です。
そして転職先する方法と転職先を選ばなければ、派遣社員からでも正社員になる事はさほど難しくなかったんだと。
➡転職した会社が外資系だと威張れるぞ
ちなみに私が派遣社員から転職した先は外資系企業です。
「えっ、派遣社員から外資系勤務に転職できるの?」って普通に聞かれます。
しかも私の場合は、地方の偏差値の低い工業高校卒の人間なので英語も話せないのに「それでよく外資系の会社に入れたね」って言われます。
そこで実際に工場作業員の派遣社員から外資系に転職した私は一言いいたい。「実は日本の会社より外資系の会社の方が転職しやすいよ」って事を。
外資系はエリートじゃないと入れないと勝手に思っている人が多いんです。
もちろんアップルやマイクロソフトやグーグルには転職出来ないと思います。
これらの会社に入る人はエリートかエリート候補生だから。
だけどこれらの会社だけが外資系企業ではないんです。
日本国内には3000社以上の外資系企業があります。
その3000社の中から求人が出ていて、比較的入社が簡単な会社が存在しています。
その比較的入社が簡単な外資系の会社に転職すればいいんです。
派遣社員さん
正社員さん
比較的転職しやすい外資系の見つけ方をまとめてみました。
都会ではあまり珍しくない外資系の会社ですが、私のように田舎出身者が地元に帰ると実家での対応が変わります。
親や親戚からの賞賛や同級生からは一番の出世頭扱い。
それほど田舎では外資系という会社が特別視されます。
「うちの息子は東京の外資系の会社で働いているとばい。」
両親は鼻高々のようです。
このように田舎者から言わせると【外資系】ってだけで無条件で称賛されますwww
➡親と会えるのは後数回しかない事を自覚する事
あなたの親は何時までも元気ではありません。
日本人の平均寿命は84歳だといわれていますが、例えばあなたのご両親が現在65歳だとすると平均寿命まであと19年間です。
あなたが一年に一回しか実家に帰省しないのであれば、後19回しかご両親に会えない計算になってしまいます。
しかも足腰も元気で比較的動き回れるのも、一緒に旅行などに出掛ける事ができるのも70代まででしょう。
そうなると両親に会える回数はもっと少なくなってしまいます。
そう考えると親の小言や、下らないメンツで実家に帰らないのは先々後悔するかも知れません。
親は子供が普通に元気に暮らしている姿を見せるのが一番の安心だし、親孝行だといえます。
ご両親の為にも派遣社員という不安定な働き方からは早く足を洗いましょう。
➡まとめ
派遣社員という働き方は、貧困ですし不安定でもありますが、世間体もよくありません。
特に2009年の年越し派遣村騒動辺りから貧困の象徴的な扱いを受けています。
田舎に行くとその傾向が如実であり、実際に実家に帰省した時なんて必要以上に心配されるし、地味に説教されます。
そして地元でしっかり働いている親族に対しての劣等感。
これらの理由が実家への帰省の足かせとなっていました。
今では外資系企業に転職したため、派遣社員時代とは打って変わって実家に帰る軽く賞賛されています。(本当は大した会社ではないけど外資系というだけで無条件に課題反応する田舎あるある)
私の両親ももうすぐ80歳を迎える年齢になってきたので、なるべく多く孫の顔を見せてあげたいと思っています。