【派遣差別】派遣社員は会社からは区別、社員からは差別されている。
派遣社員として働いた事がある人は少なからず経験したことがあるであろう【派遣社員差別】
実はこの差別と思われている行為は、その会社で働いている社員が差別している場合が大半であって、派遣されている会社が差別している訳ではなく、会社側は区別しているだけなんです。
では何故区別されるのか?
実は区別する理由には税金が関係しているんです。
➡差別と区別
派遣社員さん
正社員さん
但し会社組織として正社員と派遣社員を区別している場合はある
そして実際に差別しているのは一部の社員だけと言う事が多い。
☑社内のコーヒーメーカーが使えない
☑会社の食堂を利用できない
☑会社の備品が支給されない
☑会社のロッカーが仕様出来ない
☑会社で設置してある冷蔵庫が使えない
派遣社員さん
正社員さん
派遣社員さん
正社員さん
今回の「派遣社員差別の一例」に上がった設備や備品に対しては誰がお金を出してる?
☑社内のウォーターサーバー
☑社内のコーヒーメーカー
☑会社の食堂
☑会社の備品
☑会社のロッカー
☑会社の冷蔵庫
派遣社員さん
正社員さん
会社に設置してあるウォーターサーバーやコーヒーメーカーや食堂の施設や設備や備品、更に言うと更衣室のロッカーや冷蔵庫とか会社で使用する設備って会社が経費で買って設置している。
これって言わば社員に対する会社からの福利厚生なんです。
その福利厚生とはそこで働いている社員の特権。
基本的に会社の福利厚生って、その会社に所属している社員しか使えないのが基本です。
だから社員以外の人に福利厚生を利用させると、その分が交際費とか寄付金になったりして経費として認められず、会社側に税務署から課税されてしまう。
➡これが【交際費課税】
大手の会社の経理部や総務部の場合は、この交際費課税を受けたくない為に事前にハッキリと外部の人間が「利用できる、出来ない」を区別させている可能性があります。
とは言えこの処置にはとても無理矢理感があります!
同じ職場で同じ内容の仕事をするのに会社の設備や備品を「この人は利用できる、この人は出来ない」を如実に分けられる事はとても差別的ですし、派遣社員と正社員の軋轢を生みやすくなるし仕事の生産性も悪くなる。
しかも過去に派遣社員に対し、仕事上で会社の備品や施設を利用させた事で、国税局から交際費課税の指摘・指導を受けた事例なんてありません。
実際には派遣社員に対して、正社員よりはるかに厚待遇でもしない限り課税対象になる事は現実的にないんです。
だから本来は、派遣社員の待遇差別を税務上の理由で正当化するのは無理筋なんですが、中には強引な課税をしてくる国税職員がいる可能性もあるので、それにビビって正社員と派遣社員の環境を区別している会社があるのも事実。
後々面倒くさい事になる可能性があるなら、最初から許可させなければよい言う会社の偉い人達のクズ理論。
そしてそのクズ理論は、派遣社員を粗末に扱う事で会社の生産性が低下するかもしれないという思考はまったく考えて無い無能な偉い人達が決めている事。
そんな派遣先の会社は企業内のコンプライアンスもあったもんじゃない。
おそらく闇深い会社でしょうから正社員の満足度も低いと予想されます。
そんな会社は可能な限り速く辞めてしまいましょう。
心が消耗するだけです。
➡社員による差別
派遣社員が職場で【差別だ】と感じている事には会社なりの理由があり、そこには福利厚生と税金が関係している事、そして会社の福利厚生を正社員以外の派遣社員が利用しても問題がないのに臨機応変に対応出来ない会社の管理者が無能な件もお伝えしました。
これらの件はある意味意図的に行った行為ではありませんのでまだ差別意識は薄いですけれど、それとは違い、その職場で一緒に働いている正社員から派遣社員に対する差別行為は宜しくありません。
たとえば
【派遣さんと呼ばれ、名前で呼ばれない】
などが代表的な事でしょうか。
だいたい呼ばれるときに「派遣さん」って呼ぶのは相手に対して超失礼ですよ!
ちゃんとした名前があるんだから。
正社員が上で、派遣社員は下という構図を作り上げて、差別意識の高い奴らが上からマウンティングして優越感に浸りたいだけなんだと思います。
そんな奴に限ってレストランやコンビニの定員さん対して態度がデカかったりするクズ野郎なんです。
普通に考えて「派遣さん」って呼ぶことに対しては失礼な言い方だと感じる方が一般的なんです。それを注意しない、又は容認している職場ってそれなりの職場なんです。 そしてこういった派遣差別行為は意外と大手企業に多かったりします。
「俺は大手企業で正社員として働いているんだ、お前らとは違うんだ」といったクソみたいなプライドがあるんでしょう。
そういった奴に限って全然仕事ができなかったり、大手企業の肩書を外せば一人では何も出来ない奴なんです。 井の中の蛙。
だけどこういった奴に対抗する手段は残念ながらありません。
こんな差別野郎が普通に働いている会社であれば上司に相談しても解決するとは思えませんし、逆にチクったと思われ余計に相手の感情を逆なでし、差別がエスカレートする可能性だってあります。
それでもどうしてもその職場で派遣社員として働き続けたいのであれば唯一の対抗手段は【気にしないこと】です。それしかありません。そういった人間だと諦めて付き合うしかないんです。
だけどその会社に未練がないのであればすぐに辞めましょう。 あなたにとってメリットはないです。
もっといい会社は沢山あります。
相手を変えるより自分が変わった方が格段に簡単ですし前向きです。
➡醜い差別 ただの嫌がらせ
「休憩室、及び喫煙所は派遣社員の立入禁止」
「派遣は食堂とカップ麺等の自販機の使用禁止」
「派遣社員はエレベータ使用禁止」
↑これらの事をやっている会社はほんと【あかんやつ】です。
派遣社員さん
「こんなのウソだろ!」と思うかもしれませんが本当にこんなウソみたいな差別的会社はありました。
私が以前担当した大手電機メーカーの下請けの会社がこういった理不尽極まりないことを平然と掲げていました。
「派遣社員はエレベータ使用禁止」なんかギャグかと思いましたよ。
一般の来客はエレベータ使っていいのに派遣社員は使っていけないとかどんな理由も説明がつかない超絶差別行為です。
残念ですが望まなくとも派遣社員とは職場によってはそういった差別行為を受けてしまう働き方でもある事を理解していてください。
➡まとめ
実は派遣社員の人たちが一般的に「差別だ!」と言っていることの中には、会社側の都合で区別していることが多いんです。
しかしそこには派遣社員を雇用する企業側が少し調べることで解決できる事なのにそれをしていない企業側の怠慢でもある事も分かりました。
そして少なからず差別意識がある正社員もいて、それを容認する職場もあるという事です
このように派遣社員という働き方は社会ではとても弱い立場の労働者です。そして残念ですが派遣社員という働き方を選んでいる以上はこの環境から抜け出すことは不可能です。
そこから脱却するには派遣社員ではなく、あなたが正社員として働くことが一番の解決策です。
周りを変えるより、あなたが変わった方がはるかに簡単です!