このまま派遣社員でいることのリスクや、【正社員に転職したいんだよ!】って思っているけど上手くいかない。
実際にどうすればいいんだ? 具体的な方法が知りたい!と悩んでるあなたにささげる貧困脱出論。
32歳で派遣社員から正社員に転職した私が、実際の経験を踏まえて正社員へ転職する方法を書き出すんで参考にしてください。
目次
➡私の底辺スペックを紹介
もし私が高学歴で有資格者だったら【あ~、そのスペックだったらいくらでも転職できるからね~、全然参考にならんわ。】って思われないように私の底辺スペックを書いてみる。
正社員さん
高校卒業後は何とか正社員(自動車ディーラーや警備会社)として働いていましたが、26歳から派遣社員へと脱落し、27歳の時に職を求め上京、上京後もそのまま派遣社員を続け32歳までは派遣社員として働いていた。
派遣社員として働いて感じたのは、正社員との圧倒的な給料格差、待遇格差、いつ仕事がなくなるか分からない漠然とした不安、社会的信用もない不安、そして回りからひしひしと伝わる負け組感。
こんなんじゃ結婚どころか彼女だってできやしない。
このまま無駄に年を取って俺の人生は終わってしまう…。
このままでは…。
と将来に悲観していたんだけど、このままではいかんと一念発起し、32歳の時に本格的に転職活動を始め、今では正社員になる事もできたし、それから安定して勤続5年たった。
そして今では年収650万。
毎年収入も右肩上がりだし、完全週休二日だし、年末年始やGWの大型連休もあるし、有給休暇もとれるし、嫁も子供もいて比較的勝ち組に近い方にいると自負しています。
ではなぜ派遣社員からここまで復帰できたかというと、
私が【転職活動に勝ったから】です。
だから私と同じように派遣社員で不遇の経験しているあなたがこれを見て派遣社員から抜け出すきっかけになればと思っています。
正社員さん
この格差から脱する為にも早々に派遣社員から脱出するべし!
➡まずは仕事の探し方
もう既にやってるかもしれないけど、職探しはネット一択です。
いまどき職安や、タウン誌で転職する活動する人はほとんどおらず、転職もネットを使った転職が一般的ですからあなたもネットを使って仕事を探します。
正社員さん
職安に募集されている仕事なんてクソばかりです。
書いてある募集内容をそのまま鵜吞みにして転職したら、実際の内容と全く違う雇用形態だった! などのトラブルも多発しています。
そもそも企業側が職安に求人を出すのは無料なので、職安にはそれなりの会社しか求人を出していません。
本当に人材が欲しい会社であれば、お金を使ってでも求人するからです。
だから働き盛りの現役世代に向けた求人を職安で見つける事はほぼ無理。
私が転職した時もネットを利用したんだけど、逆にネットだと沢山の転職サービスがありすぎるので、今はその様々な転職サービスの中から自分に合ったサービスを選ぶことが重要になっています。
バイトを探したいなら「バイトル」、派遣社員をやりたいなら派遣社員に特化した転職サイト、ハイクラス転職なら「ビズリーチ」、その他一般職として転職したいのなら、「リクナビ」などです。
ちなみに私は「リクナビ」経由で今の会社に転職しました。
➡とりあえずは誰でも出来る職種を選ぶ
誰でも出来る仕事の定義は難しいのですが、簡単に言うと専門的な知識や、スキルを必要としない職種です。 例えると誰でも出来て派遣社員で替えが聞くような仕事のこと。
代表例を言うと検品、工場作業、倉庫業務、物流など。
派遣社員さん
正社員さん
派遣社員のように替えが聞く仕事であれば正社員としてでも入社に対する敷居が低いんです。
派遣社員さん
正社員さん
物を扱う会社には必ず倉庫や検品、物流が必要です。
確かに外部委託が多い業種ですが、内製化している企業もたくさんあるし、すべて外部に委託せずに、一定の社員を配置しており、その求人も結構見受けられます。
昨今ホワイトカラーを重視する求人者が多い為、意外とこういう業種の正社員は穴場になっています。
そして正社員になってしまえば、そこから社内で部署移動して他の職種で働く事も可能だし、実際に私は倉庫勤務で転職し、品質管理に移動し、今は製品担当者として働いています。
このように一旦正社員になってしまえばあとはどうにかなります。
今回の転職の一番の目的を思い出してみてください。一番の目的は正社員になる事なんです。
➡苦手ではない事を仕事に選ぶ
そもそも立場の弱い派遣社員が、正社員へ転職する際に仕事をえり好みできる立場ではないかもしれませんが、せっかく正社員で転職できたとしても、働いて苦痛でしかない仕事だと長続きはしません。
それでは転職の意味がないんです。
だから仕事を選ぶ基準として、「苦手ではない事。 自分にもできる事。 やってて苦痛ではない事。」 これらに当てはまる職種や業種を選ぶ事。 これがまずは大前提にあります。
逆にあなたが今まで働いてきた経験で、自分がやってて苦痛を感じる職種の仕事は、例え好待遇だとしても二度と選ばないようにしてください。
ちなみに私の場合は不特定の人と関わる仕事や、外回りの仕事が好きではありませんから営業職は向いていませんし、苦痛でした。
逆に毎日同じ場所に出向いて、毎日同じ事をするのに抵抗がなかったのでデスクワークや工場勤務などが向いています。
だから先にも述べていますが私が転職活動を行った時は倉庫業務で転職し、品質管理に移動し、今は製品担当者として働いています。
このように一度入社してしまえば社内でのスキルアップや、自分がやってみたいと思う部署に移動することも可能なんです。
➡好きな事を仕事にする落とし穴
例えば「好きこそものの上手なれ」ってことわざがあります。
意味は「どのようなもんごとであっても、好きなものや興味のあるものに対しては上達が早いということ」です
正社員さん
好きなことを仕事にしてしまうと、今まで好きだったことが嫌いになってしまう傾向があるからです。
利害のない環境だからこそ好きだった趣味や、興味があったことが、仕事として扱ってしまうと反転して嫌いになる事があります。
これ結構あるあるです。
そして嫌いになったことを継続して仕事にする事は結構苦痛です。
逆に最初から興味がないし、苦手ではない事を仕事に選んでいるとやっていくうちに少し興味がわいてくることだってあるんです。
だから私は好きなことを仕事に進めることはありません。
好きな事や趣味はプライベートで楽しむのがベストです。
➡意外と外資系企業は穴場だ
ちなみに私はアメリカ系の外資系企業で働いています。
アメリカの自動車の関連機器メーカーで、派遣社員から直接転職しました。
先に述べたように最初は倉庫勤務で転入社し、品質管理に移動し、今は製品担当者として働いています。
外資系って聞くとエリートだらけで派遣社員から転職できるはずがないと思っていませんか?
一切そんなことはない。
私みたいに偏差値が低い、高卒、英語話せない、派遣社員、地方出身、こんな肩書でも外資系に転職出来ました。
もちろんAppleとかMicrosoftとかの超一流企業は論外ですが、外資系でも会社の選び方が分かればさほど転職する事の難易度は高くありませんし、逆に拍子抜けするほど簡単に入ることができました。
下記に派遣社員から外資系に転職できた方法を詳しく書いていますので興味があればそちらも参考にしてみてください。
外資系の平社員はコスパ最強です。
➡実際にどんな求人があるのかみてみる
業界で一番の求人登録件数を誇るリクナビのサービスが一番効率が良いです。
実際に私が働いてる会社もリクナビに求人を出しています。
リクナビは最大手な上に、リクナビだけの限定求人が85%とされ一般社員として転職した8割程度はリクナビを利用しているからです。
そして最大手だけあって求人掲載数は他に比べ郡を抜いています。
しかも登録した人だけが見れる非公開求人もあり、待遇の良い求人なんかは特に非公開求人とされる場合が多いんです。
そして待遇が良い人気がある求人なんて直ぐに埋まってしまいます。
世の中には知っていれば得をする事、知らなければ損をしている事は沢山あります。
求人情報だって同じです。
どれだけ良い求人でも知らなければ無い事と同じで損をしている事と同じなんです。
今後も人生を損しますか?って話。
だから転職で損をしないためにも常に求人はチェックしておく必要があるんです。
もちろんリクナビは利用料が無料です。
このような便利なサービスが無料で利用できるのに、利用しない理由が逆に見当たりません。
アナタに今すぐ転職の意思や予定がなくとも、いつでも転職出来るようにと求人情報の中から気になる求人をストックしておくんです。そして【いつでも転職してやる!】と準備しておく事で、心の持ちようとストレスが全然違います。
このまま派遣社員を続けて将来に絶望したくなければ今行動する時です。
何でも先延ばしにしてしまう人達は必ず損をしています。
【今出来る事は今やる】という習慣を身につけるとアナタの転職は必ず上手く行く事でしょう。
➡自分に何が適正かわからない場合はエージェントに頼ってみる
求人が沢山ありすぎて逆に絞り込めない場合もあるでしょうし、自分のレベルでどこの会社だったら入れそうかわからないときはエージェントに頼ってみるといいでしょう。
リクナビと同じリクルートグループのサービスなのですが、転職エージェントは、登録すると自分に専任の担当者が付き、転職についていろんな相談をする事が可能になります。
自分に合った求人の紹介や、面接のセッティング、面接対策、履歴書や職務経歴書の書き方、給料の交渉までやってくれるサービスです。
彼等も担当した人を転職させることで自分にも手当てがつきますので、あなたが転職することに対して強く協力してくれるでしょう。
転職エージェントはコンサルジュ(秘書)的な事を全てやってくれますので、他人任せにしたい受け身な人には転職エージェントのサービスが向いてます。
★リクルートエージェントの魅力★
リクルートエージェント
✅業界最大級の非公開求人数
転職活動を進めるにあたって重要な要素である【求人数】
リクルートエージェントでは一般公開している求人の他に、10万件以上の非公開求人を取り揃えています。
応募が殺到しすぎるから、企業戦略上一般公開できない重要求人だからなど、非公開にせざるを得ない魅力的な求人に出会うことができます。
☑実績豊富なアドバイザー
転職の相談相手は、誰でも良いというわけではありません。
業界や業種によって、転職に必要な情報や知識は異なります。
リクルートエージェントは、各業界・各業種に精通したキャリアアドバイザーが、求職者の希望やスキルに沿った求人を、厳選してご紹介しています。
☑充実した転職サポート
リクルートエージェントのアドバイザーは、求人紹介をするだけではなく、提出した職務経歴書・履歴書などの書類の添削、独自に分析した業界・企業情報の提供、志望企業への推薦など様々な転職サポートしてくれます。
他にも参加者の80%以上に満足していただいている、リクルートエージェント主催の「面接力向上セミナー」にも無料で参加可能です。
このように自分の力だけでは転職に自信がないと思っている人にはうってつけのサービスです。
➡気になる会社があればHPから直接問い合わせてみる
自分が気になる会社があればその会社のホームページを見ていることも有効です。
場合によって専用のページを設けて求人募集している会社もあるので、そこから直接問い合わせてみるのもいいでしょう。
実際に私が働いている会社では、特に社員募集をホームページでうたっていませんでしたが、【問い合わせ窓口】から「御社では求人募集していませんか?」といった旨の連絡は過去に数件来ていました。
その時は人出が足りていたのと会社が予算をとっていなかったので断ったそうですが、一つの転職の方法としては直接問い合わせることも有りかと思います。
本当に転職したいのであればこれくらいのアグレッシブさも必要かもしれません。
➡まとめ
仕事探しはネットを活用し、
誰でも出来そうな職種を選び、
自分が苦手ではない職種を選び、
好きな事を仕事はしてはいけない。
意外と外資系企業は穴場だし、
実際に求人を調べてみて応募するもよし
直接企業に問い合わせてみるのもあり。
せっかく派遣社員から正社員に転職できたとしてもその仕事が苦痛だったら仕事は長く続きません。 本末転倒です。
だから自分が苦にならないであろう職種を選びます。
そして派遣社員から正社員に手っ取り早く転職するには、転職先を敷居が低い業種に絞り込むこと。正社員になってしまえばあとは何とかなりますから。
まずあなたの第一目標は正社員になる事です。
他にやりたいことがあればそこから部署を変わってもいいですし、場合のよっては他の会社に転職したっていいんです。
中には私のように外資系を選択肢に入れてもいいと思います。
そして早々に派遣社員から足を洗ってください。
一番ダメなのは転職したいと言いつつ一切行動に起こさない人です。
派遣社員の将来は絶望的です。
このまま何も行動起こさないと、そのまま無駄な時間を過ごし、正社員に転職できるタイミングを失ってしまいます。
まずは今出来ることから一歩踏み出してください。