【年収公開】派遣社員から正社員に転職した37歳の平社員(外資系)が年収を公開する!

【えっ!派遣社員にボーナスないの?】ボーナスを払わない企業の理由 

一年に2回、夏と冬のある時期にサラリーマンが沸き立つ日がある。

それはボーナスの支給日だ。

一般的に夏は6月に、冬は12月にボーナスが支給される企業が多い。

このボーナス支給日が近づいてくると浮足立つのは正社員達。

ボーナスで何を買うか?旅行に行くか?ローンを返済するか?ローンを返済するか?それとも子供の学費に消えるのか?

この時期になると正社員はボーナスの使い道に談義している。

そして世の中も、ここぞとばかりにボーナスに便乗したボーナスセールやキャンペーンを行う店で町が溢れ出す!!

だけど相反する気持ちでそれを遠い目で見ている人達が要る。

それはボーナスとは無縁の派遣社員のあなた達です。

俺も5年前までは同じく派遣社員だったので気持ちがよくわかる。

ボーナスの明細書をみた社員が「なんだよ少ねーなー」って言っている。

「いやいや俺らはそもそも貰えねーし、貰えるだけでもありがたく思え!」って思ってた。

派遣社員だって正社員と同じ仕事をしているのにボーナスが貰えるのは正社員だけ。

その違いは雇用形態が正規か非正規かだけの違い。

ではなぜ派遣社員にはボーナスが支給されないのか?

その理由は派遣会社のシステムにもあります。

俺は悔しかったからボーナス貰うために転職し、今は正社員となりボーナスもそこそこ貰っている。

✅ちなみにワイ(私)の今のボーナス

だからこのページでは、派遣社員がボーナスを貰えない派遣システムの理由や、偏差値35の低学歴の派遣社員だった私が正社員へと転職出来た方法も書いてみたいと思います。

あなたが「派遣社員だからボーナスが貰えない」っていう不遇の状態から脱却する為に参考にしてほしいと思っています。

➡ボーナスを支給する派遣会社も存在するが…

賞与ありと書いて募集している派遣会社もある事はある。

実際に私自身が働いていた派遣会社にはボーナスはあった。

一応ボーナスとは謳(うた)ってはいたけれど、実際には契約から6ヶ月後に契約満了手当として3万円が給料とは別で支給されるだけでした。

たったの3万円。

寸志(スンシ)と言われる程度で、スズメの涙程度の額を支給してくれる

そして更に契約を更新すれば6ヶ月後にまた3万円。

しかもこの3万円の支払日は、一般的なボーナスを貰える時期のように夏と冬に支給されるものではなく、雇用契約日から6ヶ月後なので、例えば3月から働き始めたら9月に支給されます。

これは一般のボーナス時期とはかけ離れているし、何よりたったの3万円です…

3万円でも貰えないよりはマシですが、たったの3万円では一般企業のサラリーマンの平均ボーナス額から比べるとスズメの涙です… むなしくなります…

ちなみに2018年度、世の中の平均ボーナス額はこちら⇩

✅夏のボーナスの平均支給額は82万9786円、4.62%増

資料 All About

✅ちなみにワイ(私)しつこい

ワイも平均位はもらってます!【めっちゃ差し引かれますが…】

正社員さん

しかし派遣社員はよくて3万円、もしくは〝0円〟

こんな塩知遇でもあなた派遣社員を続けますか…?

世間のボーナスキャンペーンの時期にむなしく背を向け続けますか…?

正社員がボーナスの明細書配られている時に同じ仕事している派遣社員のあなたには何もない。

このように派遣社員を続けていても良い事は何一つありません。

派遣社員さん

ワイは正社員になってボーナスを貰いたい…

➡なぜ派遣社員はボーナスが出ないのか? それは派遣社員が企業にとって商売道具に過ぎないからです

そもそも夏と冬に出るボーナスという賞与制度は日本企業だけの行事なんです。

欧米には日本のようなボーナスの制度は有りません。

しかし日本のボーナスという制度が法的に定められている訳では無い為、本来は会社側がボーナスを支給しなければいけない義務はありません。

だからボーナスを支給しなくても特に問題は無いのですが、現在の日本ではボーナスそのものが文化として根付いているので、日本国内の企業には賞与という夏と冬のボーナスが存在しています。(零細企業を除く) ※外資系企業でも日本国内だとボーナスがあります。

だったら日本の文化にまでなったボーナス制度がなぜ派遣社員には無いのか? なぜなのか?

簡単です。

それは派遣社員という存在は、人材ではなく、あくまでも派遣会社の道具でしかないからです。

少し極端な話をいうと、派遣社員は、派遣会社にお金を生み出す為の商売道具(TOOL)でしかありません。

これを他の業界の商売道具に例えると、派遣会社に所属する派遣社員とは、自動車整備業でいうところの工具であり、美容師でいうハサミであり、WEBデザイナーでいうPCと一緒なんです。

これらに共通する事は、共にお金を生み出す為に使う商売道具と言う事。

派遣会社にとって派遣社員とは、工具やハサミやPCと同じで、お金を生みだす為の只の商売道具にしか過ぎません。

会社側がそんな商売道具に対してボーナスを支払いますか?

自動車整備士が工具にボーナス払いますか? せいぜい仕事終わった後に工具を磨く位ですよね。

だから派遣会社も商売道具(派遣社員)にボーナスを支払うという概念がそもそも業界にありません。

冷酷だと思いませんか? でも事実なので目を背けず現実と向き合って下さい。

派遣社員とは世の中で一番搾取される働き方なんです!

派遣社員を続けていても良い事は何一つありません。

➡高卒でも偏差値低くても派遣社員から正社員に転職する方法

理不尽な派遣社員の待遇を身に染みて感じていると、早く派遣社員から脱して正社員として働きたいと思いますよね。

派遣社員が正社員に転職するには3つの方法があります。

1⃣今働いている派遣先の会社に正社員として雇ってもらう

2⃣派遣会社の社員になる

3⃣転職して違う会社で正社員になる

このように3つの選択肢があるのですが、私は圧倒的に3⃣の「違う会社で正社員になる」事をお勧めします。

なぜなら私が違う会社に転職して成功した経験者だから。

たとえば1⃣の今働いている派遣先の会社で正社員になる方法ですが、今現在働いている職場なので仕事にも慣れているし人間関係を新たに構築しなくてもいいので精神的にはとても楽です。

ただし自分が派遣されている会社に正社員として雇用される場合は、派遣先会社の都合の部分が多くを占めていて、派遣社員の総数から、正社員になれる定員はせいぜい1人か2人。

そう考えると正社員になれない人のほうが圧倒的多数です。

そうなると「正社員になる」という目的から考えても非効率極まりないのです。

そして社員になれたとしても一緒に働いていた派遣社員たちからも妬まれて働きにくい環境になる可能性もあります。

派遣社員の正社員登用について詳しくは下記リンクを参照してください。

2⃣については意外と派遣管理者になるのは簡単でした。しかし正社員になるのは難しかった。

私は工場勤務の派遣社員でしたが現場から派遣管理者に昇格した一人です。

派遣管理者とは派遣社員一人一人の管理をする人の事。

派遣社員側から言うと通称【担当者】と呼ばれる人の事です。

私の場合は向こうから声がかかったのですが、もし興味があれば自分の担当者に「そっちで働きたい」旨を伝えると、とんとん拍子で派遣営業や派遣管理者になる事も可能です。

ただし誰にでもなれる訳ではなく、派遣社員の中でもそれなりに実勢があり優秀でなくてはいけません。

そしてここが一番ネックなのですが、派遣管理者になったとしても直ぐに正社員になれるわけではありません。

派遣社員という契約のまま派遣管理者をやらされます。

そして大体1年とか2年とか試用期間が設けられています。

私は派遣管理者になった後、いつまでたっても正社員になれなかったのでしびれを切らし、他の会社で正社員として転職しました。

もしかするともう一年位の試用期間を満たせば社員になれたかもしれないけれど、確約をとれないまま時間を無駄にできなかったのと、もう派遣業界では働きたくなかったのも理由です。

 

3⃣正社員になりたかったら他の会社で正社員になったほうが圧倒的に確率が高いです。

但し、やみくもに転職活動してもあまり意味がなく無駄に疲労するだけです。

派遣社員から転職するなら、それなりに作戦が必要になります。

無駄に履歴書を書いたり、無駄に面接を受けても疲労するだけです。

可能な限り自分の器を理解し、自分の学歴や職歴でも採用されやすい可能性の高い企業を選んで転職活動を行いましょう。

それには会社の選び方や、選ぶコツが必要で、私はこの方法で派遣会社から外資系企業に転職出来ました。

偏差値35の低学歴派遣社員が32歳から外資系に転職した方法です。

そして意識低い系の30歳からの派遣社員脱出論。

転職先はこう選べ、負け組の派遣社員が32歳で転職して勝ち組に逆転した方法を教える!

➡まとめ

正社員のサラリーマンが「うぇーい!」ってなるボーナス支給日ですが、相反して派遣社員はみじめな気持ちになる日でもあります。

ボーナスは、毎月の給料とは別に給料の2カ月分程度の金額が振り込まれる至福の手当て。

ボーナスがあると無いとでは年収で50万~150万円位年収で開きがあります。

そして正社員と同じ仕事をしていても派遣社員でいる以上は、このボーナスを受け取る事は出来ません。

そのままだと一生正社員に収入で追いつく事は出来ないんです

何度も言いますが、派遣社員は世の中で一番搾取され、一番むなしい働き方だと思っています。

派遣社員で居続ける事に何一つメリットは有りません。

手遅れになる前に派遣社員から一刻も早く脱却して下さい。