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【気付け!】好きな事を仕事にするなら覚悟が無いと辛くなる事を!

【どうせ働くのなら嫌な事を仕事にするよりは、好きな事を仕事にした方がいい】

正社員さん

こんな一般論を聞いた事がありませんか?

派遣社員さん

うん、良く聞く言葉ですね。もっともらしい。

そう、この言葉はもっともらしく、とても耳ざわりが良い言葉です。

だけど私はこの発言を無責任発言だと思ってます。

そりゃ好きな事を仕事に出来る事は理想ですよ。

だけど考えてみて下さい。

好きだった事が、嫌いになる事を想定していますか?

そしてもし嫌いになってしまった時に、その仕事はとても苦痛にものになってしまいます。

【そんなぁ、今までず~っと好きだった事が嫌いになる訳なんかないよ】と思ってるあなた。

あまい。

それが趣味の領域なら 今まで好きだったけど次第に興味が薄れるくらいで済むかもしれませんが、好きな事を仕事として選んでしまうと、そこには必ずお金が絡んできます。

そしてお金が絡んでくるとそこには大きなストレスや理不尽や我慢が生まれる事があり、今まで好きだった事が次第に嫌いになってしまう事が多々ある。

だから良く考えて下さい。

あなたはこの先もずっと、何があってもその仕事を好きで要られる自身がありますか?

私は自分が好きな事を仕事に選んだ事で、今まで好きだった事が嫌いになってしまい、仕事がとても苦痛になった経験があります。

だからその経験を踏まえ、今の仕事は【好きな事】より【得意な事】を優先して仕事を選びました。

その仕事が【好きな事】ではなく【得意な仕事】で有れば、それは苦痛になりようが無いんです。

だから【好きな事】【得意な事】を仕事にする事で、よりストレスフリーで働く事が出来るんです。

今回はそんな話

➡好きな事を仕事にしちゃいけない理由

私事ではありますが、私は昔からバイクや車がとても大好きで、この症状は遠い昔の高校時代にまでさかのぼります。

高校二年の時に、学校では免許を取ってはだめだと校則で決まっていましたが、親と学校に黙って原付の免許を取り、バイトでお金を貯め、ヤマハのJOGやホンダのNS-1を買ってあっちこっちと走り廻っていました。

高校卒業間近になると、自然とバイクから車好きに以降し、そのまま車好きが高じて、車関係の仕事がしたいと思い、高校卒業と共に地元の自動車ディーラーに就職したんです。

そこで整備士として3年間働きましたが、実は2年たったころから車に興味がもてなくなってきました。

正確に言うと、自分の車をイジるのは好きなんですが、他人(お客さん)の好きでもない車をイジるのが億劫で仕方なくなったのです。

その時感じたのが【俺って自分の車イジるのは好きだけど、他人の車を触る事に興味がない、どちらかと言うと嫌い】と言う事。

他人の車に興味が無くなった私は、仕事として他人の車を四六時中触っているのが苦痛で仕方なかった。

しかも自動車整備士は給料が安くて有名ですが、当初1日14時間労働とかしてて手取り135000円位でしたらから超絶ブラックだったんです。

仕事内容が嫌で、しかも会社もブラックだったらそりゃ辞めたくもなりますよね。

その時私がとった行動は、転職では無く、車の営業に部署変という事で、嫌いな仕事から回避しました。

このように自分の好きな事を仕事にしてしまうと、好きでは無くなった時に仕事に対する意欲の低下が如実に表れます。

これは自分にとっても会社にとっても不合理な事になります。

だけどこれに当てはまらない状況が一部あります。

給料が安くても、業界体質がブラックでもその業界で働き続ける人達も実際に沢山いる。

そこには本当に自分がやってる今の仕事が芯が通って大好きな人達だ。

代表的な例を挙げると、理容美容関係や、保育関係の方たちです。

美容関係の仕事内容は、表向きは華やかですが、給料は安く、拘束時間が長くて有名です。しかしそんな待遇でも美容師になりたいと思うし人はいるし、続けてる人は沢山います。

そこには本当に美容が好きだったり、美容師の仕事にクリエイティブな事があったり、お金と労働条件を上回るやりがいがソコにはあるからでしょう。

保育士もそうだといいます。私の子供が通ってる保育士の先生が仰ってました。

子供が好きで、かわいくて、子供の成長を見届けて、小さかった子供が大きく成長するのがとてもうれしいそうです。 仕事は大変だけど子供の成長は何物にも代えがたいとの事。

親としてとてもありがたい言葉でした。

この様に、本当に好きな仕事とは、リターン(見返り)があまりなくても、損得がなくとも純粋に奉仕できる程その仕事好きかと言う事。

自分の場合は、それほど酷使されてまで好きと言えるほど車が好きじゃなかったんです。

だから今一度考えて下さい。

あなたの好きな事は今度何があっても、迷わずずっと好きで要られる自身がありますか?

➡得意な事を仕事にした方がいい理由

あなたは自分の得意な事って本当に理解していますか?

人は不思議なもので自分が出来る事より出来ない事が目に付きやすいものです。

例えば、初対面の人と話すのが苦手とか、何でも飽きっぽくて長続きしないとか、片づけが苦手とか、このように自分が苦手な事って自分でも自覚しやすい。

でも自分が得意な事というか、やってても苦にならない事って意外と自分では気づきにくい事が多い。

だから自分で分からないなら、他人から自分の長所を見つけてもらうと分かりやすい。

それは家族でもいいし気心しれた友人でもいい。

例えると、他人からは褒められるけど自分ではピンとこない事があなたにとって
【得意な事=苦にならない事】だ。

これは直接仕事に関係なくてもかまわない。 例えば同じ事をずーっと続けられるとか、初対面でも直ぐ仲良くなれるとか、文章書くのが好きだとかそんな事でも大丈夫。

自分の苦にならない事を自覚し、それを仕事に反映させるとそこには業務のストレスが無くなる。

だから自分の仕事を選ぶ時には【好きな事】より【得意な事】を選ぶべきなんです。

ちなみに私の場合は、人前で話すのはあまり得意じゃないですし、毎日いろんな人とタチ変わり会ったりするのがとてもストレスに感じます。

プレゼンや商品説明や研修は何度やっても緊張するし、しっかり話すためには下準備が必要でそれに時間を費やされる。 良い事なし。

だから不特定多数の人たちに何かを説明する時はとても苦痛です。

なるべくなら避けたい。

あと出来る事ならば毎日同じルーティンワークで仕事がしたいので、毎日のルーティンと違う、突発的な仕事や出張なんかも嫌いです。

だから毎日違ったルーティンをこなしてる営業職は、自分には向かない職種だと思っています。

逆に私の得意な事は同じ事をずーっとやってても苦にならない事。 そして人と会うのはあまり得意じゃないけど、初対面でも電話で話すのは苦手ではありません。

いまの職種がまさにそれで、営業補助的な仕事なので、朝出社して終わるまで事務作業と電話対応がメインの為、業務内容自体にストレスは無いです。 自分の適任作業と思っています。

➡まとめ

【どうせ働くのなら嫌な事を仕事にするよりは、好きな事を仕事にした方がいい】

一般論でこのような耳障りのよい言葉が叫ばれてる事が多いと思いますが、実際には好きな仕事で、自分が満足するほど成功してる人ってほんの一握りです。

殆どの方、好きな事に興味が無くなりストレスに変わったり、極端に収入や待遇が悪いので転職してりする方が多いのが現実だと思います。

だから好きな事を仕事にする前に知ってて欲しいんです。好きな事を仕事にするなら覚悟が無いと辛くなる可能性もあると言う事を

そして好きな事】より【得意な事】する方が仕事に対してストレスが軽減されます。