ホテル業で働くスタッフと、証券会社のスタッフだったら給料はどっちが高いと思いますか?
一般的に考えて給料が高いのは証券会社のスタッフになります。
それでは比較対象がホテルのスタッフではなくホテルの支配人だったらどうか?
実はそれでも証券会社の一般スタッフの方が給料が高いでしょう。
要はホテル業でどんなに出世しても証券マンの給料に一生追いつく事は不可能と言う事を意味します。【オーナーは別】
と言う事は、働く産業を間違ってしまうと、どんなに努力しても給料は一生追いつかない事を意味します。
正社員さん
➡働く場所を間違えたら給料は絶対に追いつかない
一般的に給料が高いと言われている業界の代名詞に金融(証券、銀行)業界があります。
逆に給料が安いと言われる業界の代名詞にサービス業(外食産業や美容/理容師、宿泊業)が上げられます。
例えば証券会社に勤務している20代で年収2500万稼ぐ人もいれば、片や30代でも年収250万円しか稼げない美容師の人もいます。
このように働く業界によっては収入に10倍位の開きがあるんです。
これらの業種を比べた時に、証券会社の人が美容師の方より10倍働いている訳でも無く、両方共に同じくらい忙しいし、同じくらい努力し、同じくらいの労働時間で働いています。
派遣社員さん
正社員さん
派遣社員さん
正社員さん
簡単にいうと、その業界で働いている人が、一人あたりどれだけの価値を世の中に生み出しているかどうかだよ。
例えば美容師の方が一人のお客さんをカット、シャンプー、ブローに一時間かけて単価4,000円稼いだとします。
お店の場所代や、シャンプーやトリートメントのコスト、電気水道、お店の取り分を差っ引くと美容師の取り分は1,000円くらいで会社の取り分が1,500円くらいです。
片や証券業界ではPCをポチポチ触って、一時間単位で会社に数千万単位の利益を上げる事はザラにあることです。
すると会社に対する貢献度から考え、必然と自分の取り分も多くなる。
これが業界の生産性の違い。
もし美容業界で1000万の生産性があったとすれば、同じ人数と時間で働く証券金融業界だと1億~10憶円の生産性があるのです。
この生産性がそのままその業界で働く従業員の給料にも反映します。
もともと生産性が悪い業界で働いても残念ですが生産性が良い業界に収入で追いつく事は100%絶対に不可能です。
この状況を個人で打開する事はまず不可能なので、最初から生産性の高い業界で働く事が第一です。
派遣社員さん
正社員さん
美容室のオーナーにでもならない限り、従業員美容師が証券サラリーマンの収入に追いつくことは絶対に無理なんです。
➡特別努力しなく高い収入を得ている人達
特別な努力や才能がなくても高い給料をもらい続けている人達がいる。それは「生産性の高い業界」で働いている人達だ。
生産性が高い業界は業界内の競争率が高いけど、そもそもの生産性が高いので給料も高い。
一度その業界に就職してしまえばそこそこのスキルで働いたとしても、生産性の低い業界の人よりはるかに高い収入を得ることが可能です。
極端な話、カリスマ美容師より、証券会社の内勤サラリーマンの方が収入は高いのです。
この人達は就職先選びで勝った人達です。
派遣社員さん
正社員さん
➡就職先にはのぼり調子の業界を選ぶ
派遣社員さん
正社員さん
のぼり調子の業界とは、世の中に浸透しきった業界ではなく、これから世の中に浸透するであろう業界、もしくは現在勢いのある業界です。
時代の流れはとても早く、少し前なら当たり前だったことが今の常識ではありえない事が多々あります。 又は、以前は考えられなかったことが今では常識になった事もたくさんあります。
今はみんな持ってるスマホですが、ほんの10年前にはみんなガラケーばかりでした。
docomoだったらiモードといった懐かしいサービスを使っていたと思いますが、今ではほとんどの人がガラケーではなくスマホに移行しています。
このスマホといったガジェットの登場で、人の生活スタイルは劇的に変わりました。
実際にこのサイトもスマホで見ている人がほとんどですし、今の若い人はテレビを見ずに、すべての情報をネット介して得ています。
この現象は10年前には考えられなかったことです。
世の中にはテクノロジーの発展で、消えてく仕事があるように、逆にテクノロジーの発展で生まれ伸びゆく産業があります。
そしてこの伸び行く産業に身を投じるべきです。
伸び行く産業で働くということは、上りゆくエスカレーターを更に歩いて登っているようなものです。
特に何もしなくとも勝手に業績が上がっていく。
伸び行く産業とは得てしてそういうもんです。
逆に廃れ行く産業は下りのエスカレーターを落ちないように駆け足で登ってる状態。
どれだけ懸命に働いても報われず、日常のすべてを仕事に費やして神経すり減らしながら働いても現状維持が精いっぱい。
間違っても【終わりゆく産業】で働いていけません。
➡まとめ
自分の給料は生産性の少ない業界か、多い業界ではっきり分かれるし、生産性の少ない業界で働く人はどんなに頑張っても生産性の高い業界で働く人たちの給料に追いつくことは不可能です。
言い方に少し問題はあるかもしれませんが、少しでも楽をして多くの給料を得たいと思うのならば絶対に生産性の少ない業界ではなく、生産性の高い業界で働きましょう。