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産業にはライフサイクルがある。無くなる産業で働いては絶対にダメ!

あらゆる業界の職種にライフサイクルと言うものが存在します。

それは【導入期、成長期、成熟期、衰退期】と言われるサイクルです。

新しい革新的な技術が生まれ、その技術が世のニーズに合わせて伸びて行き、更にその技術が一般的に浸透してきたら成熟期となり、更なる革新的な技術が生まれてきたら以前の技術は衰退期に突入し、いずれ無くなっていきます。

この産業のライフサイクルは、今だけではなく人類が生まれて今までずっと繰り返されてきたこと。

➡伸び行く業界と廃れる業界

現在に例えると【衰退期】とは新聞や雑誌などの紙媒体や、テレビなどのオールドメディアが衰退期にあたります。

今の若い人たちはテレビは観ないし新聞は読まず、新しい情報はSNSやネットで収集するし、一方的に流されるメディアより自分で見たい、知りたいことを自分から見に行くメディアに移行しています。

特に昨今の報道しない自由を発動するテレビメディアにはほとほと呆れた人も多く、既存オールドメディアの姿勢は地に落ちていると思います。

既存のオールドメディアが生き抜く為には、今後新しい何かを生み出さない限りは先がないか、細々と一部の情報弱者向けメディアサービスになり下がるでしょう。

一方ITはまだまだ【成長期】ですし、ITを使ったサービスには無限の可能性があります。

そして昨今取り立たされているAI(人工知能)やロボット産業は【導入期】にあたる花形産業なのでこれから段々と盛り上がっていくでしょう。

そしてこのライフサイクルには雇用も大きく係わってきます。

導入期の産業はまだまだやっている人や会社が少ないので替えのきかない特殊な産業であり仕事になります。

それが時間とともに成長期へと変わり、今まで一部の人しか出来なかった仕事がシステム化され誰でも参入できる産業へ移り変わり、産業が飽和してくると今度は成熟期と移り変わり、さらに先に進んだ衰退期には「誰でも出来る仕事、みんなができる仕事」になって行き業界の価値も無くなって行くんです。

必然と価値が無くなった業界の生産性は悪くなり、その業界で働く人たちの給料も下がるという循環です。

だから導入機や成長期の業界で働く人たちは成熟期や衰退期の業界で働く人たちの約半分の余力で倍以上の収入を得る事も出来るんです。

どうでしょうアナタが転職を検討するのであれば一目瞭然なのですが、導入機や成長期の産業で働く事の方が効率が良く、そして長期間にわたって働く事が出来る賢い転職先になるんです。

派遣社員さん

でも導入期の産業っていまいちわかんないです?

正社員さん

難しく考える必要はないです。IT関連を筆頭に自分が日常的に多く触れてる産業だと思っていいでしょう。

➡安定した仕事をしたいなら安定している産業を選ぶ

【ライフサイクルに影響しにくい業界】

安定した仕事って何?と問われると第一声に【公務員】と答えるでしょう。

その通りです。公務員は国に雇われた最強労働機関です。

公務員以上に安定した職業はないと思いますが、会社員でも業界によっては安定した業種があります。

それはインフラやライフラインに関連した業界です。(水道、電気、ガス、回線、道路、鉄道などなど)

この業界は鉄板ですね。生きる為、生活するために最重要な業界に携わる仕事は時代は変われど継続的に安定している業種です。

【法的に求められる業種】

意外と知られてない穴場の業界を紹介します。

それは日本の法律に関係している業種になります。

例えば【土壌汚染対策法】という法律があります。

この土壌汚染対策法とは、土壌汚染の状況把握、土壌汚染による健康被害の防止を目的として2003年に施工された法律です。

この土壌汚染対策法が何に関係するのかというと、日本の公共採掘工事(トンネル工事など)で掘り出された土は法律に伴い必ず洗浄が必要になります。(採掘された土には有害物質が含まれています。)

例えば、現在東京と大阪を結ぶリニアモーターカーを開通させるために山にトンネル掘って山脈を切り開いてトンネルを開通させるプロジェクトが進んでいますが、トンネルで採掘した土には有害物質(ヒ素やセレン)が混じっているので土壌汚染対策法に基づき必ず洗浄しないといけない決まりがあります。

更に採掘した土壌を洗うために使った水もそのまま川には流せないので、洗浄蒸留(PAC処理)して川に戻せる状態に水を洗浄する会社も存在します。

このように今から延び行く業界以外でも日本の法律で定められた事柄に関係した業界であれば今後も安定して働くことが可能です。

派遣社員さん

そんな法律があるんですね?全く知らんかった。

正社員さん

そう。知らないと損すること、知ってると得する事は沢山ある。

このように多角的に見てみると穴場な業種が沢山あるものです。アナタの転職先探しの参考にしてみてください。

➡まとめ

働く産業には必ず【導入期、成長期、成熟期、衰退期】があり、転職先には必ず【導入期、成長期】を選ぶこと。

間違っても【成熟期、衰退期】の産業に転職してはいけません。長い目で見ても確実に失敗するでしょうし、アナタの努力報われません。

最高の安定した就職先は公務員ですが民間企業でもインフラ事業や日本の法律に関連した業界であれば長期的に安定して働くことも可能です。