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職場の働きやすさは、その会社の業界の違いで大きく変わってくる

会社を選ぶ選択肢の中で、給料や休みなどの福利厚生を優先する意見と、それと人気を二分する条件に「働きやすさ」と言うキーワードがあります。

福利厚生と働きやすさは同義語の意味合いもありますが、どれだけ給料が高かったとしても、休みが少なくて、残業も多くて、パワハラ上司がいて、イヤミな同僚がいたらその職場は殺伐としていて健全な職場とは言えないです。

正社員さん

そんな職場はとても働きやすい職場とは言えません。

この「働きやすさ」と言うキーワードと、給料と福利厚生のバランスがとれた職場こそが、皆が求める理想的な職場環境と言えるでしょう。

給料面や福利厚生はその会社に入る前にある程度調べる事は可能ですが、「働きやすさ」については実際にその会社で働いてみるしか本来は分からないのですが、実は働いてみる前に、その会社の「働きやすさ」をある程度予測する事は可能なのです。

➡職場の働きやすさは、業界の生産性が影響している

職場の働きやすさというのは、その職場で働いている人達で決まってきます。(あたりまえ)

働いてる人みんなが仏様のような心の持ち主であれば、そりゃあ働きやすいでしょう。
ねたみ、いやみ、そねみの概念も無く、皆が聖人君子のような人達。

そんな職場があったらストレスフリーで働きやすい職場でしょうがそんな会社は絶対存在しません!

人間なんて10人いたら10人とも違う価値観の持ち主。

どんな職場にも気が合う人もいれば生理的に合わない人はいるものです。

イヤミな人、気が短い人、怒りっぽい人、ウザい人

だけどそんな人達も皆が仏様みたいな心に近づく事は可能です。(宗教じゃないよ。)

それは心に余裕が有る時です。

逆に心に余裕が無い人は常にギスギスしているものです。

会社の給料も安い、激務で休みも取れない、毎月60時間残業、ボーナスのスズメの涙、上司はパワハラ野郎、家に帰れば奥さんの料理は不味いし、奥さんはヒステリック、自分の小遣いは月3万、子供は最近非行ぎみ、子供に臭いと言われる、親は介護が必要な状況。

もしこんな悲惨な状況の人がいたら他人に優しくなれると思いますか? こんな状態だと他人に優しくどころか自分が病気になってしまうでしょう。

ここまで悲惨でなくとも、会社の給料も安い、激務で休みも取れない、毎月60時間残業、ボーナスのスズメの涙、上司はパワハラ野郎。

こんな会社で働いてるのであれば少なくとも会社に不満が有り、「心にゆとり」が無い人のカテゴリーに振り分けられる人です。

逆に給料も高い、有給も希望すれば取得可能、残業も繁忙期以外は基本的に無い、残業あってもちゃんと支給される、自分を正当に評価してくれる上司がいる会社に勤めている人であれば、ある程度「心にゆとり」がある日常を送ってる人にカテゴリーされます。

人って「心にゆとり」があると他人にやさしくなれるんです!

そこそこ労働環境が良い会社で働いてる人には「心にゆとり」がある人が多いんです。

そこには働く会社の業界の生産性や、ライフサイクルが大きく影響しています。

➡会社の生産性やライフサイクルとは?

生産性やライフサイクルについては別ページで詳しく書いてます。

✅働く産業を間違えたら給料は絶対に上がらない!

✅仕事には生まれて無くなるライフサイクルがある

ここで重要なのが、生産性が高い「導入期、成長期」と言われる業界で働いてる方が、長期的にみると働きやすい会社が多いと考えられます。

「導入期、成長期」=これから延び行く産業
「成熟期、衰退期」=これから廃れる産業

これには根拠があります。

先ほども述べましたが、会社の待遇が良いとそこで働く人には「心にゆとり」のある人が多いです。

そして会社の待遇は、会社の業績にもリンクします。

その会社が、「導入期、成長期」の産業であり、時代のニーズにマッチしていて、尚且つ業績が上り調子の状態であれば、その会社に営業力が有ろうが無かろうがあまり関係なく、ゴリゴリに営業しなくても先方から勝手に問い合わせも来るし、自然と物やサービスが売れていきます。

そんな状態の会社の場合は、部署や職場内がナアナアでも、たとえ仲良しクラブみたいな状態であってもそこそこ上手くいくもんです。

「導入期、成長期」の産業ってそういうもんなんです。

何をやっても上手く行く。

すると社内全体も明るく前向きになります。

会社の業績はそのまま株主や社員の給料や福利厚生へと振り分けられ、社員にも「心にゆとり」が有る人が増えます。

もちろん業績が右肩上がりとはいえ、そんなに都合よく社員皆が「心にゆとり」が生まれるわけではありませんが、少なくともブラック企業よりは心の荒んだ人は少ないはずです。

逆に生産性の悪い「成熟期、衰退期」の業界だとこうは行きません。

業界は下向きですから、有能な社員は既に他の業界に転職してしまい、残った社員は必死に会社にしがみつく無能ばかり、業界は縮小してるのに時代に反した無駄な努力。

何処に根拠があるか分からない無謀なノルマを強要され達成出来なければただでさえ安い給料からも差し引かれてしまう。 古き悪しき生産性のない無駄な習慣ばかりが残り、サービス残業や休日出勤なのに安月給で不満と怒りがタラタラ… 「心にゆとり」なんて有るはずが有りません。

このように会社全体に不満がたまった時に職場の雰囲気が変わっていくんです。

社員同士で自分の居場所を守るために他人や同僚を蹴り落としたり、足を引っ張ったり合ったりしてしまいます。

部下の手柄を奪うクソ上司。
縦割りで横の連携は全くなし。
会社がいつ倒産するかも分からないのでいつも不安いっぱい。
いつ肩を叩かれて人事に呼び出されるか不安な毎日。

車内はギスギスで自分以外はみんな敵に感じられる。

業界や職場がクソだとこういった人の嫌な部分が出てきてしまうんです。

もちろん全ての人がこうだとは思っていませんが、人間は「心にゆとり」が無い時って怒りやすくなってしまうもんです。

このように働く業界で働きやすいか、働くにくいかの判断は有る程度予測する事が可能なんです。

但し「成熟期、衰退期」の業界でも自社の商品と関連して、革新的で、時代の流れに乗った新しいサービスや商品を展開出来る会社なら良いのですが、延びしろが無い業界を選ぶよりは、最初から素直に「導入機、成長期」の業界を選んだほうが長い目でみて幸せになれます。

➡まとめ

人は「心にゆとり」が無い時に怒りっぽくなったりするんです。 その心のゆとりは自分の日常生活だったり、会社の待遇で変わってくるものです。

職場に「心のゆとり」が無い人ばかりが集まるとその職場はギスギスしたとても働くにくい職場となってしまします。

逆に「心にゆとり」が有る人が大半を占める職場で有れば、その会社はとても働きやすい環境と言えるでしょう。

会社の業績が良い会社は、必然と社員の「心にゆとり」が生まれます。

転職先選びの際にはこれを参考にして、「導入期、成長期」の業界の会社を選びましょう。