【年収公開】派遣社員から正社員に転職した37歳の平社員(外資系)が年収を公開する!

仕事はそこそこでやるのも一つの手段

ここで「そこそこ」で仕事をするという事は、手を抜いて仕事に打ち込むという意味ではなくて「もっと肩肘張らずに仕事に取り組もう」といった意味合いです。

何も社員みんなで一岩となって向上心の塊となり、常に高い意識で仕事に励む必要もないんじゃないかと思っていて、

別に出世欲もないし、下手に責任を押し付けられるくらいなら出世もしたくないし、そのまま給料はたいして高くならなくてもいいから土日祝も休めて、残業もそこそこならそのまま平社員のままでいいと思う人も多いです。

実際私もそんな感じなんです。

プライベートが一番大事。

ギラギラした向上心の塊で、常に上を目指すのもいいですが、その役目は意識高い系の人に譲って、私らは日常の仕事そつなくこなしながら、毎日淡々と与えられる仕事をこなしていけば、それほどストレスを抱えながら日常の仕事をこなす必要もありません。

そんな生活が一番幸せで楽だったりもするんです。

肩肘張り過ぎなく仕事する。

今回はそんな話です。

➡仕事はそこそこで、プライベートを重視する

1991年にバブルが終戦するちょっと前の爆裂サラリーマン時代。
「24時間戦えますか!」を宣伝文句にCMを流していた栄養ドリンクの【リゲイン】。

販売元の第一三共ヘルスケアによると、「CMは決して長時間労働を指していたものではない、海外出張や残業もなんのそのと、バリバリ働くビジネスマンを応援するという意味も込められていた」ということでしたが、「24時間戦えますか!」という言葉の裏には当時はあまり問題視されてない今でいう過剰労働の悪しき習慣を推進するブラック臭がばりばりします。

今はこんなCMを流すと大問題でしょうね。

私も20年前に自動車ディーラーで働いてる時は、日をまたいで深夜1時位まで働いてる事なんでざらにありましたから。

正平社員さん

今思ってもクソな時代だったなと思っています。

今はその時代を推進していた世代が引退し、その次の世代が社会の実権を背負っています。

世代が変わったので、以前ほどではありませんが、まだまだ世の中には根性論や仕事最優先の老害が一定数存在するのが現実です。

派遣社員さん

いやだいやだ…

私が過去の働いた自動車ディーラーや、警備会社、派遣会社にも少なからずその風習が残っていました。

・無駄な残業
・他の人が残ってるから帰り難い
・上司が残ってるので帰り難い
・有給が取りにくい
・酒の席は上司にお酌して廻れ
・仕事は見て覚えろ理論

このような古き悪しきクソ習慣は、今は大分少なくなったとはいえ、いまだに一定数残っています。

ちょいと前には大手広告代理店の電通で働いてた女性の過労死がテレビで話題になりましたよね。

あんな大きな会社で、コンプライアンスを大事にしてる会社でもまだ悪しき習慣は残ってるんです。

じゃどうすればいいのか?

私だったら外資系企業の平社員として働く事を提案します。

なぜ外資系の平社員を進めるのか?

私は10年以上アメリカの外資系メーカーで働いています。

今現在働いてるので、実体験として外資系に満足しているという事と、過去働いてきた日本企業と比べて、共にメリットデメリットは勿論ありますが、トータルで考えるとはるかに今の外資系の会社の方が優れているからなんです。

一番メリットがあるのは、私が大嫌いな日本企業の悪しき古き習慣が無い事です。

ある意味ドライな部分もありますが、【仕事はそこそこででええんちゃうん?】の思想の私にはグッドチョイスでした。

しかも外資系でも、平社員なのがミソなんです。

そしてなるべく仕事は定時で帰り、空いた時間は家族と過ごしたり、趣味に費やしたり、副業したりするのもよいでしょう。

又は空いた時間を自分に投資し、株式投資などを勉強し、会社に依存せず自分で生きていく方法を考えることも良いのではないでしょうか。

終身雇用時代はとっくに崩壊し、会社や社会や国、自治体はアナタを守ってはくれません。

そんな時に唯一信じられるのは自分自身や家族だけです。

会社や他人に依存せず、自分だけでお金を稼ぎだすの能力に身につける事に時間をシフトしていきましょう。

会社に依存しない生き方も考えていきたいですね。

➡期待するから不満が出る

以前勤めてた会社の同僚に一人に、毎日毎日会社の愚痴ばかり言ってる人がいます。

毎日毎日会社や部署や上司の文句ばかりです。

なかなか頑固な人なので周りの意見は一応聞くけど自分の中の芯が頑なにぶれないので難儀な人です。

組織で働いている以上は、「これはこうしたほうがいいんじゃね?」とか「上司の意見が2転3転していったいどっちなんだ!」、「もっと社員を大事にしろ!」、「無駄な会議が多すぎ…」とかいろいろ意見はあると思います。

私の同僚も平社員なのですが、こういった個人主観では消化出来ない会社の嫌な事を変えたいと常に思っている人でした。

確かに話を聞いてるともっともな事を言ってるんですが、この同僚は、口だけで何も行動せず文句ばっかり言ってる人なんです。

「これはこうしたほうがいいんじゃね?」とはいってても何も上司に進言もしなければ陰口言ってるだけ。

会社が変化してくれるのをまってるだけの人。

だけど変化って廻りからやってこないんです。

しかも組織を変化させる事なんか平社員ではほぼ無理なこと。

廻り変えるより、自分が変わった方が確実だしはるかに楽。

要はそんなに文句あるなら転職しろって事。

日本には職業選択の自由があるので嫌々その会社に留まる必要はないです。

嫌なら辞めた方が楽だし合理的。

それでも転職しないのならだまって働くしかない。

平社員なら言われた仕事を淡々とこなし、そして思考せずにただ【無】になって働けばそんなにストレスも掛からないんです。 そう私のように。

要は何が言いたいかっていうと

期待するから裏切られるんです。

その同僚は、会社に期待しすぎてるんです。

会社とはこういうものだ。
会社とはこうあるべきだ。
上司はこうあるべきだ。
会社はこうしてくれるだろう。

理想論はいいですが完璧な会社は何処にもありません。

最初から期待していなければとりわけ大きな文句も出無いです。

土日休めて、残業しても残業代が出て、年末年始休めて、有給もあって、年収も全国平均くらいはあって、愚痴が言える同僚もいて、そんな部署で働いてた同僚は、結構恵まれてた環境だったと思うけど文句言いすぎでした。

そして会社に期待しすぎ。

これの期待しすぎるなって事は、会社だけに限らず、恋愛経験や結婚生活にも当てはまります。

「こうしてくれるだろう」、「こうあるべき」と相手に対し勝手に期待してるから、それをやってくれなかった時に不満が出る。

ハードル上げすぎなんだよ。

最初からやってくれない前提でいれば、逆にやってくれた時に嬉しいんです。

そして素直にありがとうって言えるんです。

ちなみに頑固な同僚は43歳現在も結婚していません…

➡まとめ

バリバリと仕事こなして出世欲がある人は現在少なくなってきてますよね。

特に最近の若い人にこの症状が如実にあふれてるような気がします。

お金よりプライベートを充実させる事が優先。

どちらかと言うと37歳の私自身もそっち側の人間ですが、ここ最近のギラギラ感をもった若者が少ないと世の中のオジサン世代は嘆いています。

しかしそんな悲観的な事は気にしなくてもいいと言いたい。

ZOZOの前澤社長なんてひょうひょうとしてゆとり世代っぽい競争が嫌いな人でもあれだけの会社を作ったんです。

時代時代にあった優れた人は必ず現れるのです。

そして私やアナタのように、出世欲も無くて必要以上に責任負いたくない人に提言したいのは、アナタには外資系の平社員が給料や福利厚生のコスパを含めてお勧めだと言う事。

そして、どんな会社でも全てにおいて完璧な会社などは存在しません。

必要以上の期待値を込めて働くと、理想と現実のギャップに腹立つんです。

最初から期待しすぎず、そんなもんだと思っていると必要以上のストレスも掛からないんです。